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片付けしてたら

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出てきたイケメン。


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イケメンその2。(&マチ子タン)


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チラシ大賞2010。
三茶とSATCの奇跡のコラボ。

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アブダービ~♪
# by maru_na_ka | 2012-10-04 21:55 | 映画

揺れ&流れ/『博奕打ち いのち札』

7月14〜16日の三連休はずっと部屋の片付けをしていた。
本と食器と服が半分ぐらいにはなった。

捨てる系の大掃除でいいことは、
自分の「当たり前」に揺さぶりをかけられるってことだ。
本棚の一等地に当たり前に置かれていた本でも
よくよく考えると今の自分には必要ないものだとわかったり、
何年も使っていない食器は手放してもいいんだよなって思った時の感じね。
埃をかぶって固まっていたものを揺らす感覚。
それが面白いです。

そんなわけで大掃除自体はいいんだけど、
それでもずっとやってるのは疲れるわけで、気晴らしは料理に向かう。
茄子と豚肉の辛味噌炒め、茄子とトマトの辛いスープ、
茄子の味噌汁(ミョウガ入り)、揚げ茄子のあんかけと、
ナスの五本パックを買ったのでナス使ったメニューばっかり食べていた。
でもうまいので満足です。

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とはいえ連休の記憶が片付けとナスだけなのも何なので、
16日に新文芸坐のラスト一本を見に行く。

『博奕打ち いのち札』(1971年東映/監督:山下耕作/脚本:笠原和夫)
山下耕作はあまり見たことがないけど、
情緒よりは情念というような重さと、
硬質なテイストが特徴なのかなと仮説を立ててみる。

ラスト近く、鶴田浩二が安田道代を抱えながら内田朝雄を追いつめるところで
カメラが揺れるのが、一番ぞくぞくした。
それまでどっしり構えていたカメラが荒ぶることで生まれる効果、
揺れの使い方はこうでないといけません。
その後のいきなり前衛!なセットには唖然とした。
任侠映画はカタルシスがポイントなのは何となくわかっているが、
これは画面のテイストの破壊という点でもカタルシスを作り出している。
映画を見るのが久しぶりということもあり、脳がびっくりした。


役者メモをいくつか。
渡瀬恒彦がチンピラでかわいかった。恒ピーって感じ。
顔が定まりきっていない若さがあるけどそこが欠点にはなっていない。
終映後、友人と妻夫木少し入ってるよねって言い合ったけど、
それに加えてつのだじろうの漫画も入ってることに後で気付いた。

安田道代は細い眉に薄い唇、甘さのないきゅっとした顔が、この映画に合っていた。

天本英世、最初に登場した時の得体のしれない感じが怖すぎ。
さすが死神役でよく知られている人は不吉の漂わせ方がうまい(博士だけど)。

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しかしここのところぽつぽつとしか映画を見られず、
映画が体に馴染んでいかない感覚がちょっとある。
運動をする時にはウォーミングアップした方がいいように、
よく映画を見る時期はやっぱり映画の中にすんなり入りやすいと思う。
意識的に映画の割合を減らしていたという部分はあるけど、
自分の中に映画の川を再び流していかないとね、というのが今の気持ち。

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部屋の片付けはまだ終わりではなく、次は紙ものの整理かなと思っている。
こういう、何かノリで持って帰ったり切り抜いたりしたものが大量にある。

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(スマフォで撮る時、顔識別の枠がきれいに5個出てきて笑った。)
# by maru_na_ka | 2012-07-23 02:03 | 映画

私的・女優/男優のあだ名、呼び名 ※随時追加

名画に登場する大女優・名優の方たちを、
親しみをこめてあえてくだけた名前で呼ぶってことがけっこうある。

いつも声に出してこう呼んでいるってわけではないんだけど、
私の心の中ではこういうニュアンスで存在しているというものを書き出してみた。
ちなみに順不同。順番なんて、つけられるわけないだろ!
(でも船越は例外☆)


☆女優☆
若尾文子→あやや、若尾ちゃん
山本富士子→お富士さん
京マチ子→京さん、マチ子タン
淡島千景→千景タン
八千草薫→八千草タン
香川京子→香川さん、京子タン
岡田茉莉子→マリマリ
浅丘ルリ子→ルリルリ
原節子→原節子
高峰秀子→デコちゃん、お秀
山田五十鈴→五十鈴
田中絹代→絹代
杉村春子→杉村春子
桑野通子→ミッチー
草笛光子→草笛さん
新珠三千代→あらったまさん


☆男優☆
船越英二→船越
船越英一郎→えいいちろう
川口浩→ピロシ
川崎敬三→敬三
加東大介→大介(君が♪だいすっけ♪)
田宮二郎→田宮二郎
田村高廣→田村高廣さん
森雅之→モリマ
三船敏郎→三船
市川雷蔵→ 雷蔵
浜田光夫→みつお
山村聰→聰ちゃん
上原謙→上原謙
小林桂樹→桂樹、けいじゅ
藤原釜足→釜足ちゃん
笠智衆→笠さん
沢村いき雄→沢村☆ラブリー☆いき雄(さわむラブリー)


※別に全てオリジナルなわけではなく、周りの名画好きの方たちに
影響されて呼びだしたものもあります。

ちなみにフルネームそのままのお方たちは
あだ名がない=思い入れがないというわけではなく、
フルネーム呼びこそがしっくりくるという人たち。
例えば杉村春子は「杉村」でも「春子」でもなくあくまで「杉村春子」だなあと思うので。
まあ田宮二郎は「タミヤ!(ドヤッ 」て感じもあるが。


というか最初は
「このブログでやたら出てくる「船越」は船越英二のことです。
息子のえいいちろうではありません。」
という案内をブログのどこかに掲載しとこうと思っただけなのに、
ピロシやらモリマやらが次々頭に浮かんでしまったため、
その何倍もの量になってしまった。
でもこういうことが楽しいんだよね。

※他の方々も思い出し次第、追加していく予定です。
# by maru_na_ka | 2012-06-19 00:09 | 映画

船越・時々ピロシ

神保町シアターの特集上映「川口家の人々」、
大映満載のラインナップでプチ船越祭りになっているのが嬉しい。
船越出演作の『人情馬鹿』『情炎』『古都憂愁 姉いもうと』『親不孝通り』
『満員電車』『最高殊勲夫人』『夜の闘魚』『暖流』『婚期』の9本の内、
少なくとも未見のものは全部見たいし、何回か見ているものもできるだけ見たい。
2012年のいい景気づけにしたいとともに、
船越観をもう一度見つめ直すことが自分にとってのメインテーマである。


で、サブテーマはこの特集のメイン俳優であろう「川口浩」。
彼に関しては長らく「よくわかんね」フォルダに入っており、
あの独特のスネ顔を見ていると、どういう感情を抱くのが正解なのかわからず、
おさまりが悪い。

いや、嫌いではないのだ。でもどストレートに「かっこいい」とは言えない
「しょっぱい」感じもするし、そのくせ大映美女たちにやけに自信満々な態度(の役柄)なのは
何でなんだよーとモヤモヤするのだ。
(「俳優としての演技」をあまり意識させないのは偉いのかもしれないが、
まず演技が上手いのか下手なのかもよくわからないし!)


先日ツイッターでそこらへんの「川口浩」観の疑問についてツイートしたところ、
映画好きレディーの方々よりリプライがあり、母性本能くすぐり系の「かわいさ」が
(それがプラスに働くかどうかは置いといて)ポイントのようだということは
ちょっとわかった。
デカい態度をとることも、母性で見ればかわいいと解釈できる可能性がある。
何つーか、「息子」的な見方?
そもそも「日本の母・三益愛子」の息子だし、息子力が生まれつき高いのかもしれない。

でも同時に「人の母性アテにしてんじゃねえよーー。何だそのあやういところに拠った
オマエの立ち位置ー。」と浩につっかかりたい気分にもなってきた……。いかん。
でもこの「つっかかりたい」感じも、ひとつのポイントのような気はしている。

というわけで仮で「日本の息子」フォルダを作って、とりあえず入れてみたのが現在。
すぐ横には「日本の子供」フォルダがあり、小津映画の実君や勇ちゃん、
成瀬『おかあさん』の甥っ子・哲夫君がいます。


船越は、「☆船越☆」フォルダに入っている。
# by maru_na_ka | 2012-01-14 11:15 | 映画

このブログについて

2012年1月11日〜公開

今のところの内容
・mixi日記の記録
2007年10月25日〜2008年12月29日分(一部改定)
※「過去日記」のタグを付けています。
2009年以降のmixi日記はこれから追加していきます。

見た映画のことを中心に書いていく予定。
ツイッターの補足メモ的なものから、
やや長めのものまである程度メリハリはつけたいなあと思っているのが
2012年1月現在。
たぶんやっていくうちに色々変わる。
# by maru_na_ka | 2012-01-11 01:15 | その他